研究課題/領域番号 |
16K12333
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
長谷川 美香 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (90266669)
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研究分担者 |
米澤 洋美 福井大学, 学術研究院医学系部門, 准教授 (10415474)
北出 順子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (80509282)
川口 めぐみ 福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (40554556)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | デートDV / 大学生 / 予防 / 教育 / プログラム / ドメスティックバイオレンス / 教育プログラム / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究は、心理的デートDVに関する態度を測定するJustification of Verbal/Coercive Tactics Scale(JVCT)と、身体的デートDVに関する態度を測定するAttitudes About Aggression in Dating Situations(AADS)の日本語版尺度を開発し、その尺度を用い、研究者が開発した大学生を対象としたデートDV予防教育プログラムの有用性を検証した。その結果、心理的DVに関する認識は有意な上昇傾向が確認された(p=0.056)が、身体的DVに関する認識の有意な向上は確認できなかった(p=0.698)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、国内では研究報告の少ない大学生対象のデートDV予防教育プログラムを開発することである。また、教育プログラムの評価指標として、海外で開発されたJVCTとAADSの2つの尺度を、日本の文化、価値観等を考慮した日本語版測定尺度に改良することである。本研究の社会的意義は、本教育プログラムの開発により、大学生のデートDV予防のための知識の向上、態度の変容を促す具体的な方法を提示できる。また、本教育プログラムは、将来的には中学校から大学までの発達段階、交際の程度に応じた系統的なデートDV予防教育プログラムの骨格となることが期待されることである。
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