研究課題/領域番号 |
16K12343
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 岐阜県立看護大学 |
研究代表者 |
松下 光子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授(移行) (60326113)
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研究分担者 |
安田 貴恵子 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (20220147)
田村 須賀子 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (50262514)
山田 洋子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授(移行) (50292686)
梅津 美香 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授(移行) (50326112)
大井 靖子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 講師(移行) (60326121)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 保健師活動 / 看護者対対象者 / 2者関係 / 看護モデル / 地域看護実践 / 2者関係 / 二者関係 / 活動モデル / 構造 / 事例調査 / 公衆衛生看護学 |
研究成果の概要 |
研究者らの先行研究での経験に基づき作成した看護モデル案を保健師と検討した後に修正し、看護モデルを作成した。 開発した看護モデルの名称は、「看護者対対象者の2者関係に基づく地域看護実践展開モデル」である。図は、右に「実際の行動・働きかけ・かかわり」、左に「保健師の頭の中」、中央に「保健師の所属施設と保健師」を配置。「実際の行動・働きかけ・かかわり」は、上に支援関係者の施設・組織とその中に管理職とスタッフ、下に家族とその中に健康課題をもつ本人と他の家族員を置く。「保健師の頭の中」は、下から基盤としている考え、個をみる思考、全体をみる思考を重ねる。また、モデルの前提とする考え方などを文章化した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発した看護モデルは、保健師活動を看護者対対象者という看護の基本構造を用いて説明するものである。この考え方に基づいて実践をとらえることにより、住民や関係者一人ひとりとのかかわりを基盤として、個別の支援と地域全体をとらえた支援を考えるという、公衆衛生分野における看護活動としての保健師活動の特質やあり方を説明できる。 また、日本の行政保健師の実践に基づいて作成しており、保健師の実践展開過程を一貫して検討できる本モデルは、保健師の現任教育や学生の基礎教育にも役立つ。現任保健師がモデルを活用して、自身の取り組みを充実・発展させることは、その地域の保健活動の充実であり、国民の健康生活に貢献できる。
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