研究課題/領域番号 |
16K12345
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 愛媛県立医療技術大学 |
研究代表者 |
入野 了士 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 講師 (70634418)
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研究分担者 |
窪田 志穂 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 助教 (60634409)
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研究協力者 |
栗原 幸男
齋藤 希望
冨田 直明
沖野 健治
岡崎 あずさ
松浦 美智子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 出生世代 / 生活習慣病予防 / 健康リスク / 健診データ / 教材開発 / 生活習慣 / 保健指導 / 学習教材 / 世代間差 / 出生世代別 |
研究成果の概要 |
地域の保健従事者との検討から、地域の出生世代別健康リスクを予測する際、地域の健康状況を横断的に捉えた後、縦断的にも捉える手順が効果的であった。 この結果を基に試作した教材を用いて、保健師学生に教育を行い、学習理解を評価した。学生は、出生世代毎に健康リスクが異なることを理解し、且つ健康リスクを同定できていた。反面、同定した健康リスクに対する保健指導方法考案の段階では、各出生世代の集団特性を考慮した上での方法の考案ができなかった。一方で、具体例を伝え段階的に発問することで理解を深められていたことから、本研究に内容を追加し対話型学習教材に発展させることで、学習理解を支援できる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、コミュニティ単位の住民の健康状態について、生化学検査値の年齢依存性の影響を理解した上で、出生世代別の健康リスクを同定する手順を段階的に学習することできることである。本研究で試作した教材を用いた教育を行うことにより、現在は全世代一律に行われている生活習慣病予防に、各出生世代の集団特性を加えることで、保健活動の対象集団の絞り込みが支援されることで、その集団に特徴的な生活習慣を考慮したより効果的な生活習慣病予防の実施が期待される。本研究による出生世代別健康リスクに対応した生活習慣病予防の教育が将来的に進むことで、現場での実践に資する人材育成の一助になり得ると考える。
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