研究課題/領域番号 |
16K12354
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 同志社女子大学 |
研究代表者 |
橋本 秀実 同志社女子大学, 看護学部, 准教授 (50515781)
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研究分担者 |
柳澤 理子 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (30310618)
大西 眞由美 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (60315687)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 日本人留学生 / 大学生 / ウイメンズヘルス / セクシャルヘルス / 性被害 / 留学 / 健康 / 性行動 / 学校保健 |
研究成果の概要 |
日本の大学が派遣する女子留学生の性行動に関する研究を行った結果、留学に慣れてきた留学3か月以降に避妊の失敗による妊娠の不安やお酒の席での誘いによる不安、性的暴行などの性のトラブルが起こる傾向がみられた。深刻な性被害の場合、現地に相談相手がいないことやセカンドレイプなどの実態があることが明らかとなった。性感染症や避妊についての教育,性被害・加害防止の啓発,性に関する相談窓口の充実と周知が求められる。この結果から女子留学生を対象とした冊子「女子大生が海外留学中に遭遇したトラブル~楽しく安全な留学生活を送るために~」を作成し、全国の大学に送付するとともにHPやSNSで発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の大学が海外へ派遣する留学生の性の健康問題に関する研究は進んでいない中で、今回、大学がリアルタイムに派遣留学生の問題を把握することが困難で、性に関する問題はさらに困難であることがわかった。性感染症や望まない妊娠の予防だけでなく、性被害・性加害防止の観点からの啓発・教育が求められていることが明らかとなったことから、啓発のための媒体を作成した。今後その活用の促進を図り、日本人女子留学生の海外における健康増進を図る一助となると考える。
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