研究課題/領域番号 |
16K12356
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
岩佐 真也 武庫川女子大学, 看護学部, 准教授 (70405372)
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研究分担者 |
和泉 京子 武庫川女子大学, 看護学部, 教授 (80285329)
大野 ゆう子 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (60183026)
神原 咲子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (90438268)
海原 律子 武庫川女子大学, 看護学部, 助教 (50757440)
本村 純 名桜大学, 健康科学部, 准教授 (50632999)
松井 菜摘 武庫川女子大学, 看護学部, 助教 (90806803)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 健康格差 / 保健師 / 社会的弱者 / 健康の社会格差 / 保健師活動 / 公衆衛生看護 |
研究成果の概要 |
【調査1】目的:社会的弱者が多い地域で活動している保健師が、何を大切に活動に取り組み、何を困難と感じているのかを明らかにする。結果:健康課題が多様化し、健康格差が広がる中、保健師は「相手」の「気持ち」や「言葉」を「大切」にしながら、「家族」全体を見ることを大切にしていた。 【調査2】目的:保健師の健康格差の現状に関する理解を明らかにすること。結果:健康格差の言葉の意味を理解していた者は6割、具体的な健康格差対策を理解していた者は1割にとどまったが、経験年数が増すにつれそれらの理解は進んでいることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会的弱者への保健師による活動の実態を明らかにすることができたことにより、今後、各地域の実情にあった健康の社会格差の視点を包含した活動計画の立案につなげることができる。 社会的弱者に焦点をあてることより、すべての住民を対象とする市町村の保健事業の健康格差をふまえた展開に寄与できる。ひいては、厳しい社会経済背景から増加する社会的弱者の健康の保持増進、健康寿命の延伸、生活の質の向上に貢献でき、それにより市町村の医療や社会福祉に関わる費用抑制に寄与できる。
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