研究課題/領域番号 |
16K12365
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
震災問題と人文学・社会科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
渡部 信一 東北大学, 教育学研究科, 教授 (50210969)
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研究分担者 |
佐藤 克美 東北大学, 教育学研究科, 准教授 (40611182)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 無形民俗文化財 / ICT活用 / 地域振興 / ICT / 震災復興 / 郷土芸能 / 教育学 / 社会学 |
研究成果の概要 |
本研究では、3の芸能を対象として、モーションキャプチャを行い、CGを活用した練習用教材、またVRを活用した練習教材を作製した。それらを保存団体の人々に活用してもらい意見を聞いた。また、アーカイブ手法についても保存団体と地域の人々を対象にしてインタビュー調査を行った。 その結果、学校等で芸能を教える機会等に練習用として使える可能性が見えてきた。またその活用により保存団体の負担が減る可能性も見えてきた。しかしながら郷土芸能団体自体が通年で活動していることが少なく、デジタル技術を活用した練習が難しい点も指摘された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
無形民俗文化財が注目されることでその地域が認知され、地域振興につながるのではないかと考えた。そこで、本研究では無形民俗文化財に対し、モーションキャプチャを行い記録し3次元データによるアーカイブを行った。またそのデータをもとにCGを活用した練習用教材、またVRを活用した練習教材を作製した。また、社会への発信用としてのコンテンツを製作し配信を行った。現在、多くの無形民俗文化財が存亡の危機にある。反面、地域をアピールできる重要なコンテンツでもあり、ICTを活用した無形民俗文化財の保護、その活用の取り組みは非常に重要であると考えられる。
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