研究課題/領域番号 |
16K12421
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
柴田 直樹 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (40335477)
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研究分担者 |
高 俊涛 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (30732961)
伍 洋 奈良先端科学技術大学院大学, 研究推進機構, 特任助教 (30750559)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ネットワークプロトコル / ポーズ推定 / 画像解析 / 無線通信 / 位置推定 / スマートセンサ情報システム / パ ラ リ ン ピ ッ ク |
研究成果の概要 |
本研究では,パラリンピック等においてバスケットボール等の試合の様子をリアルタイムに中継し,3Dで再現することを目標に,データ配信を安全・安定して行うためのプロトコルと,手の三次元ポーズの推定精度を向上させる研究を行った.観客の持つ端末からの攻撃に耐えつつ,選手の情報などを安定して安全にやりとりするために,ネットワーク部の研究として,ビザンチン攻撃に耐性のあるMANET用のルーティングプロトコルを提案した.また,手のセグメンテーションを行い,これにより手の三次元ポーズの推定精度を向上させる研究を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ネットワークのルーティングにおけるセキュリティは,長年にわたって広く研究されてきており,本研究テーマにおいても重要な課題である.本研究では,モバイル機器間の通信を安全に行うためのルーティングプロトコルに関する研究を行った.既存のプロトコルには,通信オーバーヘッドが大きいことや,安全な鍵とセッションの管理を維持することの難しさといった問題があった.また,人間の手のポーズの推定精度向上のためのニューラルネットワークベースの手法を提案した.バーチャルリアリティや拡張現実など,手のポーズを利用するアプリケーションは増えており,多様な用途に対して研究成果の応用が期待できる.
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