研究課題/領域番号 |
16K12424
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報ネットワーク
|
研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
橋爪 宏達 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 教授 (40172853)
|
連携研究者 |
杉本 雅則 北海道大学, 情報科学研究科, 教授 (90280560)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 可視光通信 / スマートフォン / 信号処理 / 情報通信工学 / ディジタル信号処理 / ヒューマンインターフェース / ヒューマンインタフェース |
研究成果の概要 |
スマートフォンなどに搭載される低速なビデオカメラを使って、高速可視光通信を実現する研究である。ビデオカメラの動作をインテグラル・サンプラという数学モデルで厳密に記述し、カメラ出力を周波数空間で解析すると見通しのよい結果を得られることがわかった。このモデルから導かれる光源の変調は、発光スペクトルの調波を組み替えた仮想正弦波と称するものに対して行って、これを周波数分割多重した OFDM通信が可能であることがわかった。これらの知見は本研究によりはじめて得られたもので、得られる通信速度は従来試行されたものの10倍に達することが判明した。本効果を実験で確かめるとともに、学会発表と2件の特許出願を行った。
|