研究課題/領域番号 |
16K12458
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
鵜木 祐史 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (00343187)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 音声プライバシー保護 / 音声伝送指標 / 変調伝達関数 / 残響 / 聴き取りにくさ / 音声プライバシー |
研究成果の概要 |
音声プライバシー保護は,オープンスペースにおける音声情報漏えいを防ぐ意味で挑戦的な課題である.しかし,会話音声を不明瞭で聴き取り難くすることはとても難しい.本研究では,漏えい音声を聴取してしまう人の音環境を,後処理した漏えい音声を呈示することで所望の音声伝送指標を得られるように制御し,漏えい音声の明瞭性・聴き取りにくさを能動的に制御する.聴取実験による評価の結果,提案法はSTIを能動的に制御することで漏えい音声の明瞭性を低下させ音声プライバシーを保護可能であることがわかった.また,従来法(マスキング法と残響付与法)と比較して,効果的にプライバシー保護を実現できることもわかった.
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