研究課題/領域番号 |
16K12473
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
小池 英樹 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (70234664)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ボールカメラ / 全天球動画 / イメージスティッチング / 疑似直進映像 / 画像安定化 / 擬似直進映像 / デジタルスポーツ / カメラボール / 画像処理 |
研究成果の概要 |
ボールスポーツにおいてボール視点映像を提供することを目的として,小型カメラを内蔵したボールを製作した.ただし,ボールは高速に回転するためそのままでは視聴に耐えない.そこで,高速に回転するカメラ映像から,ボールが回転せずに直進しているかのような疑似直進映像を合成する手法を開発した.開発した手法を,ボーリング,水球,ソフトボールなど様々な球技に適用し,映像の安定化が有効に機能することを確認した.さらに,カメラ内蔵ボールと設計の類似するカプセル型内視鏡への適用も行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スマートフォン内蔵カメラの小型化からわかるように,将来的にカメラはさらなる小型軽量化が進むと考えられる.こうした超小型カメラをボールに搭載することで,ボールスポーツにおいて今まで得られなかったボール視点映像を提供することができるようになる.しかし,カメラを内蔵しただけでは高速回転映像に耐えられない.本研究で開発した手法は,こうした高速回転映像を,あたかも回転していないかのような疑似直進映像に変換するものである.将来的には,ボールスポーツにおいてボールの位置からスポーツを観戦することができるようになる.
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