研究課題/領域番号 |
16K12498
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ソフトコンピューティング
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研究機関 | 九州情報大学 |
研究代表者 |
麻生 隆史 九州情報大学, 経営情報学部, 教授 (20259683)
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研究分担者 |
車 炳王己 九州情報大学, 経営情報学部, 教授 (10310004)
久保田 良輔 宇部工業高等専門学校, 制御情報工学科, 教授 (50432745)
田向 権 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 准教授 (90432955)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ソフトコンピューティング / ファジィ理論 / 画像拡大 |
研究成果の概要 |
本研究では,電子ペーパー上で,画質を保ちつつ画像の解像度を変更可能な限定色画像向けの新しい画像拡大アルゴリズムの開発を目的として,指定された色数による適応的な色量子化(減色)と,量子化された色情報のみを用いた拡大画像の生成を同時に実現するアルゴリズムを開発した.具体的には,任意解像度に拡大された画像に対して少数(出現頻度が少ないものの,画像の印象に大きく影響を与える)色の保存性を定量的に評価する指標と,これに基づいた色量子化アルゴリズムを開発した.提案したアルゴリズムをタブレット端末に実装し,その有効性を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,画像の拡大や色量子化の実現に煩雑なアルゴリズムを必要とせず,入力データを変更することで,限定色画像拡大が実現できる点に学術的な意義がある.また,既存のタブレット端末等で実装可能であることから,その実応用性も高く,アプリケーションとして配布することで,様々な人々が色々な目的で使用することが可能であり,社会的な意義も大きい.
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