研究課題/領域番号 |
16K12528
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生命・健康・医療情報学
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研究機関 | 新潟国際情報大学 |
研究代表者 |
近山 英輔 新潟国際情報大学, 経営情報学部, 教授 (00525602)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 3次元細胞シミュレーション / 細胞シミュレーション専用機 / 細胞シミュレーション / FPGA / 専用機 |
研究成果の概要 |
本研究課題は3次元細胞シミュレーション専用機を開発することを目的とした。FPGA Artix-7-100T基板37枚を用いた。FPGA間インターコネクトはリング型、計算コア部は格子ボルツマン(LBM)回路を3次元部分空間内に配置することでモジュール間通信の律速問題に対処できた。PC上の3次元細胞シミュレーション可視化等プログラム、LBMプログラム、PC-USB間コマンド送信プログラム、FPGA 側受信回路を開発した。結果的には基板実装装置の故障による遅れにより、要素モジュール設計、実装、製作に留まる結果になり、これらを完成形にし、検証、実験との比較等を行うことが課題として残された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題は、生物学研究者等の数値シミュレーションの非専門家にも占有利用可能で、かつ、実験的な時系列計測データの解析に対応した3次元細胞シミュレーション専用機を開発することを目的とした。3D細胞シミュレーションをハードウェア回路化した専用機はまだ存在しないことから、この専用機が完成した場合は、オープンソースハードウェアとして公開するなどにより、蛍光イメージング等の高度化による細胞内3D計測データの解析に資することができると考えられる。
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