研究課題/領域番号 |
16K12539
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
|
研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
河村 泰之 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (80369967)
|
研究分担者 |
宇野 毅明 国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 教授 (00302977)
富田 英司 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (90404011)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 結婚支援 / アルゴリズム / グラフ研磨 / 人口減少 / 隠れた好み / テキスト分析 |
研究成果の概要 |
結婚支援システムに保存されていたボランティアとユーザー間のメール117,881通を分析した。グラフ研磨という新しい手法でデータを整理し、単語間のネットワーク情報からクリークを発見することで類似度の高い単語の集まりを知ることができる。その結果、最も多かったのは実際に会うときのスケジュールや場所の調整など事務的なものであった。その他に、相手方にプラスイメージをもつ話題、仕事にまつわる話題、自己評価が低い話題などを発見し、ボランティアとのやり取りを通してユーザーが好む話題を分析した。これらの、観察できる好みを見つける際に利用した情報表現を利用して「隠れた好み」について研究した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ユーザー自身が故意に、もしくは無意識に、表に出さない好みがある。それを隠れた好みとして定義し研究を行ったことは意義深い。そして、アンケートの分析により、システム以外の好みと関連付ける足掛かりを作った。また、結婚支援ビッグデータ・オープンデータ活用研究会でのディスカッションを中心的にまとめ松山市へ人口減少対策の提言を作成したことで、結婚支援に関する本研究の成果の一部を社会へ還元した。
|