研究課題/領域番号 |
16K12554
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
齊藤 忠彦 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (10313818)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 音楽科 / ボーカロイド / 創作 / デジタル教科書 / 学習コンテンツ |
研究成果の概要 |
ボーカロイドとは,ヤマハ株式会社が開発した歌声合成技術と,その技術を応用したソフトウェアの総称である。本研究は,音楽デジタル教科書へのボーカロイドの組み込みの可能性を検討した。将来的に,音楽デジタル教科書にボーカロイドが組み込まれ,子どもが個別のタブレット端末を使えるようになると,創作学習のあり方が大きく変わる。本研究では,この点に注目し,歌詞付きの旋律創作に関わる具体的な学習コンテンツを提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
デジタル教科書には指導者用と学習者用があるが,音楽デジタル教科書については,現段階では学習者用は発売されていない。そこで,学習者用デジタル教科書の開発の一助となるよう,音楽科教育において特に扱いにくいとされてきた創作学習に注目し,ボーカロイドを組み込んだ学習コンテンツを提言したことに学術的意義や社会的意義がある。さらに,教科という枠を超えた学習コンテンツの共有の可能性などについても言及した。
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