研究課題/領域番号 |
16K12558
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
堀口 知也 神戸大学, 海事科学研究科, 教授 (00294257)
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研究分担者 |
平嶋 宗 広島大学, 工学研究科, 教授 (10238355)
東本 崇仁 東京工芸大学, 工学部, 准教授 (10508435)
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研究協力者 |
今井 功
Forbus Kenneth D.
Gentner Dedre
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | モデリング学習環境 / 誤りの可視化 / 動的システム / 知的学習支援 / 定性推論 / 理解度テスト / シナリオ変更 / アクティブヘルプ / 説明生成 / 知的学習支援システム / 科学教育 |
研究成果の概要 |
本研究は,「思考実験型」モデリング学習環境の実用化を指向して,学習者のモデリング活動を支援する諸機能を設計・実装してその効果を検証するとともに,そのような学習活動の効果測定法を開発し,その妥当性を実証的に検証したものである.さらに,種々の支援法が学習者の活動や学習効果に与える影響,および学習者の先行知識による影響を様々な観点から比較することで,モデリング学習における認知モデルの一端をも明らかにした.本研究による成果は,「思考実験型」モデリング学習を教育実践において活用し,その効果を評価する際の有用な知見を提供するものと期待される.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究代表者らは先行研究において,「誤りのシミュレーション」が,単に誤答の修正だけでなくその背後にある誤概念自体の修正を促進することを,領域毎・問題毎に実証してきたが,本システムはこれを汎用化して,様々な領域・問題への展開を可能にしたものであり,広範囲にわたる学習改善が期待できる.また,思考実験型学習を実現するシステムは世界的にも研究・開発例が見当たらず,独創的な成果であるとともに,モデリング学習環境を教育現場へ普及させる端緒を開くものとしての意義も有している.
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