研究課題/領域番号 |
16K12563
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
小尻 智子 関西大学, システム理工学部, 准教授 (40362298)
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研究分担者 |
瀬田 和久 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (50304051)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | アナリティカルスキル / データ分析 / データ整理 / 学習支援システム / 視線情報 / 知識発見 / 可視化 / 意図理解 / 試行錯誤環境 / センサ・デバイス / 統計処理 / 学習支援 |
研究成果の概要 |
アナリティカルスキルはデータを適切に分析し,有用な知見を引き出して活用する能力のことである.このような実践的なスキルは,具体的なデータに対し,一連の分析過程を試行錯誤的に繰り返す中で習得されていく.本研究課題では,アナリティカルスキルの育成に有効なデータ分析の試行錯誤方法およびその支援環境を構築し,有効性を明らかにする.具体的には,感性やメタ認知のような暗黙知を導出するためのデータ分析を対象とし,1.データを試行錯誤的に分析できる環境,2.学習者の試行錯誤の過程を分析してより良い試行錯誤を促進するための支援機能,を持つシステム構築し,その有効性を明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来はProject-Based Learning (PBL)や現場での実践をとおして経験的に獲得されてきたアナリティカルスキルに対し,その習得過程を明らかにしたうえでより良い支援方法を提案しようとする点は,過去にみられない独創的な試みである.本研究課題では,メタ認知や感性などの暗黙知の導出を目的としたデータ分析を提案しており,データマイニングや機械学習だけでは対応できない,より高度な情報処理ができるデータアナリストを効率的に育成することが可能になる.
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