研究課題/領域番号 |
16K12565
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 神戸芸術工科大学 |
研究代表者 |
橋本 英治 神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 教授 (50218418)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | eye tracking / 視線 / 注視 / まんが / コマ割り / 吹き出し / アイトラッキング / 視点注視 / wpf / c# / サッケード / メディア・リテラシー / アイ・トラッキング |
研究成果の概要 |
視線を通して人は何を見ているのか。そして、どのような仕方で情報をうけとっているのか。本研究では、連続したコマ絵に関して視線の注視について実験する。具体的には視線計測システムを使用して、複数ページにまたがるまんがを画面上で鑑賞してもらい、その視線について位置と移動、そして時間を記録する。鑑賞者は自分が何を見ているのか意識せずに画面上のまんがを読み続けることができ、ページをめくり続ける。 この実験を通して(1)画面中央への視線の集中、(2)吹き出し主導型、(3)凝視なき背景、(4)人を優先的に見る、(5)顔に注視する、(6)まんがの物語を確認するために、前ページに戻り確認する、ことが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において3冊のジャンルが異なるまんが使って、視線がどのようにページを移動していくか、あるいは、どの描写に注視するかを研究した。 その結果、まんがを見ることには一定の法則があることが確認された。画面中央への視線の集中、吹き出しを拾い読みすること、背景は注視しないこと、人を優先的に見ること、顔に注視すること等。このことは、読みやすくわかりやすいまんが制作のヒントになると考えられる。
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