研究課題/領域番号 |
16K12572
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
エンタテインメント・ゲーム情報学
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研究機関 | 九州産業大学 |
研究代表者 |
星野 浩司 九州産業大学, 芸術学部, 教授 (60552205)
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研究協力者 |
溝部 公憲 一般社団法人日本ドローン協会, 代表理事
平井 正則 福岡教育大学, 名誉教授
宇都宮 敏雄 大分杵築市, 上村の里, 課長
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | バーチャルリアリティ / 複合現実感 / ミュージアム / 情報システム / Drone / 学習支援システム / 天体学習支援 |
研究成果の概要 |
本研究は、上空に投影スクリーンをDroneのフライト技術やホバリング技術にて適性位置に安定設置し、地上からスクリーンに向けて複数台のプロジェクターにて高輝度の映像や画像を解説者の進行に合わせて展開する実世界とプラネタリウムの虚像世界を融合させる世界初の屋外型プラネタリムを開発するものである。今回の研究では、Droneの自動フライトプログラムの完成と飛行を想定した屋内での投影実験における天体コンテンツの開発に関しては当初の予定通りに進んだが、実験用Droneとして採用したDJI社製の機体における度重なる不具合とペイロードにおける問題が生じ、実機によるスクリーンの飛行と投影までは至っていない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られる成果は、近年、研究が進む携帯型学習支援システムの視線の移動という問題を伴うこと無くシームレスな観覧が可能となり、屋内鑑賞が主流のプラネタリウムにおいて実物との比較鑑賞が可能となる屋外型天体学習を実現する。また、鑑賞者は上空の天体とスクリーンで展開されるバーチャルな解説と比較鑑賞することで、体験型教材としてより具体的で訴求力の高い教育効果が望める。今回、開発した自動飛行プログラムはDrone事故を誘発する人的ミスを招くことなく、GPSの位置情報を基準に上空の正しい位置へ複雑な操作を伴うことなく携帯アプリ形式のコントローラーで移動することが可能となり、上空への安定設置が可能となる。
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