研究課題/領域番号 |
16K12579
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小川 浩史 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (50260518)
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研究協力者 |
木山 孔司
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 生元素動態 / 海洋物質循環 / 生物地球化学 / 海洋生物地球化学 / 物質循環 / 海洋有機物 / 海洋科学 |
研究成果の概要 |
西経170度線上赤道~チャクチ海間を縦断する中部北太平洋の広範な海域において、懸濁粒子態生物起源ケイ素(PBSi)と共に、コロイド態生物起源ケイ素(CBSi)の測定を初めて行い、その鉛直分布、南北分布の特徴を解析した。CBSiは概ねnMオーダーの濃度レベルで、PBSiに比べて海域による違いも鉛直的な変化も少ない特徴を示した。海洋にはこれまで存在が明らかでなかったCBSiが、赤道から北極にかけての広い海域、また表層から深層まで安定して存在していることが示唆された。
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