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粒子飛行時間検出に基づくミクロン粒子分級技術の新規開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K12587
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 環境動態解析
研究機関首都大学東京

研究代表者

竹川 暢之  首都大学東京, 理学研究科, 教授 (00324369)

研究分担者 三澤 健太郎  首都大学東京, 理学研究科, 助教 (10431991)
研究協力者 飯田 健次郎  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード環境計測 / エアロゾル / ミクロン粒子 / 分級 / 空気力学粒径
研究成果の概要

大気エアロゾルのうち粒径1-10 μm程度のミクロン粒子は、主に海塩、鉱物、生物などの自然起源から発生し、地球の物質循環において重要な役割を果たす。本研究の目的は、粒子飛行時間計測と対向流バーチャルインパクタを応用した新しい概念のミクロン粒子分級技術を開発することである。本研究で、粒子の物理特性を多角的に捉えることが可能な二波長レーザー散乱光検出装置を構築した。研究期間内に分級装置の完成には至らなかったものの、将来の継続的な研究開発に向けて基幹技術を確立することができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

エアロゾルの最も根本的な物理量は粒径であり、粒子を浮遊状態で分級することはエアロゾル計測における重要な基幹技術である。ミクロン粒子の分級技術は確立しておらず、その計測には大きな制限がある。本研究は、新しい概念のミクロン粒子分級技術を目指したものであり、成功すれば大気中における粗大粒子の動態解明の進歩に貢献するものと期待される。装置の完成には至らなかったが、様々な技術的困難や課題を洗い出すことで、装置の実現に向けて重要な基礎を築くことができた点に学術的意義があると考える。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] レーザー光散乱粒子計測装置における粒子ジェット特性の評価2018

    • 著者名/発表者名
      三澤 健太郎, 竹川 暢之
    • 学会等名
      第35回エアロゾル科学・技術研究討論会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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