研究課題/領域番号 |
16K12592
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
山田 正俊 弘前大学, 被ばく医療総合研究所, 教授 (10240037)
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連携研究者 |
田副 博文 弘前大学, 被ばく医療総合研究所, 助教 (60447381)
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研究協力者 |
楊 国勝
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 誘導結合プラズマ質量分析法 / 福島第一原子力発電所事故 / ウランー236 / 環境分析 / ウラン-236 / 同位体比 / 福島第一発電所事故 / ウラン-236 |
研究成果の概要 |
福島第一原子力発電所事故後の環境試料中の236U濃度と236U/238U同位体比をモニタリングするために、誘導結合プラズマ質量分析装置による環境試料中の236U分析法の開発を行った。開発した分析法の信頼性は認証標準物質を用いて評価した。福島原発事故により汚染された46土壌試料中の236U濃度及び236U/238U同位体比を測定した。その結果、236U濃度は(0.469-24.4)×10-5 Bq kg-1、236U/238U同位体比は(0.099-1.35)×10-7であった。これをPu同位体の結果とともに解析して、福島原発事故により極微量ではあるが236Uが放出されたことを明らかにした。
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