研究課題
挑戦的萌芽研究
複製後修復機構として知られる損傷トレランス機構は、PCNAのユビキチン化によって制御される。モノユビキチン化PCNAは忠実度が低い損傷乗り越えDNA合成を、ポリユビキチン化PCNAは忠実度が高いtemplate switch経路を促進することから、その経路選択は遺伝的安定性の維持にとって極めて重要である。ところがヒト細胞ではポリユビキチン化PCNAがほとんど検出されず、その制御機構は不明な点が多い。本研究では、ユビキチン化PCNAの新規脱ユビキチン酵素を同定することによって、ヒトでの損傷トレランス制御機構を解析した。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 3件、 招待講演 2件) 備考 (4件)
Carcinogenesis.
巻: 38(5) 号: 5 ページ: 570-578
10.1093/carcin/bgw208
http://www.riem.nagoya-u.ac.jp
http://www.riem.nagoya-u.ac.jp/4/genome/home.html