研究課題/領域番号 |
16K12599
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
児玉 靖司 大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (00195744)
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連携研究者 |
白石 一乗 大阪府立大学, 理学系研究科生物科学専攻, 助教 (40347513)
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研究協力者 |
柏木 裕呂樹 大阪府立大学, 理学系研究科生物科学専攻, 客員研究員
坂口 健太 大阪府立大学, 理学系研究科生物科学専攻, 客員研究員
尾家 彩加 大阪府立大学, 理学系研究科生物科学専攻
金星 咲良 大阪府立大学, 理学系研究科生物科学専攻
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ニューロン / 神経幹/前駆細胞 / DNA2本鎖切断 / 非相同末端結合 / DNA依存的プロテインキナーゼ / アポトーシス / DNA2本鎖切断修復 / DNA2本鎖切断 / 神経系発生 / 損傷 / 神経系細胞 |
研究成果の概要 |
本研究は、マウス神経幹/前駆細胞(NSPC)及びニューロンにおけるX線誘発DNA2本鎖切断(DSB)の修復動態を、線維芽細胞(MEF)と比較して調べた。その結果、NSPCとニューロンの修復速度には差がないが、両細胞とも線維芽細胞と比べると修復速度が速いことが分かった。その理由は、DNA依存的プロテインキナーゼ(DNA-PK)活性が、NSPCとニューロンではMEFより約2倍高いことに起因すると推定される。一方、X線によるp53依存的アポトーシスの誘発には、ニューロンはNSPCより約3倍高感受性であることが分かった。この感受性差は、ニューロンとNSPCのDSB修復における忠実度の差かもしれない。
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