研究課題/領域番号 |
16K12604
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
高田 秀重 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (70187970)
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研究分担者 |
水川 薫子 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (50636868)
井上 広滋 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (60323630)
遠藤 智司 大阪市立大学, 都市研究プラザ, 特任准教授(テニュアトラック) (30748934)
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研究協力者 |
角村 梓
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | マイクロプラスチック / 二枚貝 / PCBs / 添加剤 / 曝露 / 滞留時間 / 飼育実験 / モデル化 / イガイ / ムラサキイガイ / マイクロビーズ / 東京湾 / 消化管 / 蛍光ビーズ / 疎水性有機汚染物質 / 海洋汚染 / 海洋プラスチック / 有害化学物質 |
研究成果の概要 |
東京湾のムラサキイガイの内臓塊から、1個体あたり平均5個のマイクロプラスチック(MP)が検出された。破片の割合が高く,繊維状のものの割合は小さかった。ポリエチレン、ポリエチレン-ポリプロピレンコポリマーが主要であった。粒子の大きさは、20-80マイクロンのものが7割程度を占めた。 飼育実験の結果、イガイ消化管内のMPの滞留時間は4日から8日以内と推定された。モデル計算の結果、MP中汚染物質濃度が海水との平衡濃度であればMPの取り込み速度への寄与は無視できると推定された。一方、添加剤由来等でMP中濃度が平衡よりはるかに高いレベルで、疎水性が非常に高い場合、MPは有意な寄与を示す可能性が示された。
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