研究課題
挑戦的萌芽研究
ミスマッチ修復(MMR)遺伝子の欠損は大腸がんが多発する遺伝性疾患リンチ症候群の原因となり、患者ではマイクロサテライト配列の不安定性(MSI)が観察される。ヒト腫瘍で検出されるMSIには、1ないし数個のリピート単位の欠失・挿入が見られるAタイプと、新しいアリルが出現したかのような大きな変化を伴うBタイプの質的に異なる2つのモードが存在する。AcGFPのORFとmCherryのORFをD13S175のCAリピート・停止コドンカセットを挿入し、Bタイプの MSIが生じるとAcGFP-mCherry融合タンパク質が発現するベクターの構築を行い、MMR欠損ヒト細胞を用いてその有用性の検討を進めている。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (21件) (うち国際学会 4件、 招待講演 5件) 図書 (1件)
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