研究課題/領域番号 |
16K12612
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境影響評価
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
柳澤 利枝 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク・健康研究センター, 主任研究員 (70391167)
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研究分担者 |
小池 英子 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク・健康研究センター, 室長 (60353538)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 難燃剤 / 肥満 / アレルギー・喘息 / 化学物質 / 環境 / 衛生 / 免疫学 |
研究成果の概要 |
難燃剤曝露が肥満を基本病態としたアレルギー性喘息の発症・進展に与える影響を検討した。リン系難燃剤Tris(2-butoxyethyl) phosphate混餌高脂肪食摂取したアレルギー性喘息マウスモデルにおいて、雄性マウスで肺炎症の悪化と所属リンパ節の細胞増殖能の亢進を認めた。一方、雌性マウスでは明らかな変化を認めなかった。これより、難燃剤曝露は、肥満を基本病態としたアレルギー性喘息を増悪する可能性があり、この影響には性差があることが示唆された。
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