研究課題/領域番号 |
16K12620
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境技術・環境負荷低減
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
川上 浩良 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 教授 (10221897)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | CCU / CCS / ナノ粒子 / ナノファイバー / 二酸化炭素 / 環境材料 / 二酸化炭素排出削減 / 超薄膜 / ナノ材料 |
研究成果の概要 |
二酸化炭素(CO2)回収・利用(CCU:Carbon Dioxide Capture and Utilization)が可能となる革新的な次世代型CO2分離回収膜システムの開発を検討した。球状粒子が約6個結合したパール形状ナノ粒子が気体透過性に有効であることを見出し、ナノファイバーフレームワークからなるナノ粒子含有超薄膜システムの作製を検討し、5μm程度の薄膜化に成功した。また、Maxwell Modelを用いた気体透過実験の理論解析より、ナノ粒子が持つナノスペースの気体透過性は複合膜に比べ約10倍、高分子マトリックスに比べると約100倍の気体透過性を示すことが明らかとなった。
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