研究課題/領域番号 |
16K12629
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
西岡 昭博 山形大学, 大学院有機材料システム研究科, 教授 (50343075)
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研究分担者 |
落合 文吾 山形大学, 大学院理工学研究科, 教授 (20361272)
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連携研究者 |
香田 智則 山形大学, 大学院有機材料システム研究科, 准教授 (60261715)
宮田 剣 山形大学, 大学院有機材料システム研究科, 助教 (60333994)
西尾 太一 山形大学, 大学院有機材料システム研究科, 客員教授 (60625432)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 非晶化 / セルロース / リアクティブプロセッシング / 粉砕 / 複合材料 / 非晶性セルロース / リアクティブ粉砕 / プラスチック / 循環再生材料設計・生産 / セルロースの非晶化技術 |
研究成果の概要 |
研究代表者は、温度制御型臼式粉砕装置を用いて澱粉やセルロースに代表される糖質材料の結晶構造を瞬時に崩す画期的な非晶化技術を開発してきた。本研究は、この非晶化技術を粉砕時の化学変性を可能とするリアクティブ粉砕技術へと発展させるものである。本研究により、臼で粉砕する際にセルロースがエステル化する可能性が見出せた。ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸、ナイロンなどの糖質以外のプラスチック材料が温度制御型臼式粉砕装置により低結晶化できることがわかった。さらに、非晶化したセルロースが樹脂材料との複合化に優位であることを示した結果はリアクティブ粉砕技術の複合材料への応用展開を示唆するに十分なものである。
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