研究課題/領域番号 |
16K12633
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
上村 忍 香川大学, 工学部, 准教授 (60423498)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 脱塩膜 / ナノシート / 酸化グラフェン / 窒化炭素 / 脱塩薄膜 / ハイブリッド / 水熱法 / ナノ材料 / 複合材料・物性 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,よりエネルギー及びメンテナンスコストを低減可能な逆浸透薄膜での海水淡水化を目指し,2種類のナノシートのハイブリッド化による逆浸透薄膜の作製を試みた.ナノシート材料として,高い機械的強度,化学修飾可能な酸化グラフェン,及び光触媒性を有する窒化炭素を利用した.それぞれのナノシートの混合薄膜,化学修飾による架橋,ナノシートのイオン化などを実施した結果,静電的相互作用により交互に積層した薄膜において,イオン透過性,膜厚を現在報告されている酸化グラフェン薄膜よりも大きく低減することを見出した.相互作用による層間距離及び空隙の低下が機能に大きく影響したと推測される.
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