研究課題/領域番号 |
16K12635
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境リスク制御・評価
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研究機関 | 東北大学 (2017) 北海道大学 (2016) |
研究代表者 |
佐野 大輔 東北大学, 工学研究科, 准教授 (80550368)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 胃腸炎ウイルス / 感染性 / 細胞応答 / アポトーシス / 感染リスク / 水系感染症ウイルス / 組織細胞 |
研究成果の概要 |
平成28年度は、水中病原ウイルスの感染性を評価するための新規手法を開発するために、ウイルス感染初期に発現する細胞応答に着目した。その結果、本研究で試験したウイルス濃度の範囲内であれば、サンプル接種後12時間以内に感染性エンテロウイルス71型(EV71)を検出することが可能であった。平成29年度には、感染性ウイルスの早期検出に与えるウイルス多重感染の影響を評価した。その結果、EV71の増殖によりアデノウイルス40型の検出が阻害されることが示された。以上の結果から、水サンプル中に複数種のウイルスが存在する場合には、特にエンテロウイルスについて増殖を抑制させることが必要であると考えられた。
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