研究課題/領域番号 |
16K12636
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境リスク制御・評価
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
高梨 啓和 鹿児島大学, 理工学域工学系, 准教授 (40274740)
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研究分担者 |
上田 岳彦 鹿児島大学, 理工学域工学系, 准教授 (80293893)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 高分解能質量分析 / イオン移動度 / 軌道法 / 構造推定 / 農薬 / 変化体 / 環境分析 / 水質汚濁・土壌汚染防止・浄化 |
研究成果の概要 |
進行波型のイオン移動度測定により、微量な未知環境汚染物質の二次元構造を推定する技術を開発した。測定されたイオン移動度から求めた未知物質の衝突断面積(collision cross section, CCS)が、仮定した構造に基づいて推算したCCSと一致した場合に、その仮定が正しいとして構造を推定した。環式有機化合物および殺虫剤ジノテフランをモデル物質として、実測結果と推算結果が一致することを確認した。次に、開発した方法を、ジノテフランの未知環境変化体に適用したが、仮定した複数の異性体の推算CCS値に有意差が認められなかった。そこで、誘導体化したところ、2つの異性体以外の区別に成功した。
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