研究課題/領域番号 |
16K12637
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境リスク制御・評価
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
山本 玲子 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, 上席研究員 (20343882)
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研究協力者 |
神山 祐子 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, 研究業務員
菊田 明美 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, 研究業務員
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 体内蓄積性 / 繊維材料 / 生体溶解性 / in vitro評価 / 環境リスク評価 / 生体内蓄積性 / ナノファイバー |
研究成果の概要 |
ナノ粒子・繊維材料の肺毒性が懸念されており、生体安全性の観点から、生体溶解性を有することが求められている。繊維材料とマクロファージの相互作用について検討したところ、活性化マクロファージへの繊維材料の添加により活性酸素産生量が増加するが、繊維材料の分解は促進されないことを明らかにした。細胞を用いない溶解性評価手法として、肺胞・気道内雰囲気下、疑似体液の滴下試験を確立した。市販の生体溶解性繊維材料について滴下試験を実施し、その溶解挙動の差違を確認した。滴下量の調整により、従来の動物試験結果と合致する試験条件の設定も可能であり、簡便なスクリーニング法として期待される。
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