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国際貿易理論による雪エネルギー有効利用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K12652
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 持続可能システム
研究機関金沢工業大学

研究代表者

松林 賢司  金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 教授 (50748233)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード雪エネルギー / 国際貿易 / 南半球 / 冷熱利用 / 新しい再生可能エネルギー源 / 雪利用 / 国際貿易理論 / 温暖化防止 / 雪の融解挙動 / 陸揚げ港の調査 / 雪の積出港 / 石炭バラ積み船 / 雪の溶解挙動 / 雪の陸揚げ港 / 雪エネルギー利用
研究成果の概要

雪資源の活用方法として有望分野である雪の輸出、即ち日本の雪資源を降雪期間と同時期に冷熱資源を必要とする常夏地域である東南アジア、並びに夏季地域である南半球の豪州に輸出し、有効利用することに関する技術的問題の解決、並びに経済性の有無を明らかにした。加えて再生可能冷熱エネルギー利用に伴う付加価値(炭素税、排出権取引等)の創出の可否も評価対象として具体的に最適な日本側の雪資源供給元、積出港、海上輸送方法(船種、輸送規模等)、及び需需要地の陸揚港、使用者の選定を技術的、及び経済的な観点より実施してその経済性を評価し、実現に向けた方法論が明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本の豊富な雪資源を大規模に海外に輸出して有効利用しようとする過去の研究例は全くなく申請者の三菱商事㈱で培った貿易技術の研究成果に基づいた独創的な発想による本研究により、新規の未利用再生可能エネルギーの利用に関する研究分野を創出することが期待される。このような新エネルギーバリューチェーンの構築に関する研究は学術的にも意義があり、雪の物流構築におけるオペレーションマネージメント、雪の輸送船の最適化検討における造船工学、雪の冷熱利用におけるエネルギー物理工学、及び地球温暖化防止に向けた新規の再生可能冷熱エネルギーとしての付加価値創出という環境学等における幅広い分野の研究者が興味を持つと予想される。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-03-11  

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