研究課題/領域番号 |
16K12654
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 大分工業高等専門学校 |
研究代表者 |
古川 明徳 大分工業高等専門学校, その他部局等, 校長 (30112410)
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研究分担者 |
菊川 裕規 大分工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (70321528)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 再生可能流体エネルギー / 流体工学 / 流体機械 / ピコ水力 / 傾斜側溝 / 浅水流 / 堰止め式ダリウス水車 / 跳水現象 / 側溝 / ダリウス水車 / 跳水 / 再生可能エネルギー / 流下水力エネルギー |
研究成果の概要 |
U型傾斜側溝等の浅水流の水力に対して水路を堰止めて入口ノズル付きダリウス水車を設置することを提案し、その運転特性と有効利用の可能性を傾斜角が異なる水路に対して調査した。その結果、次の諸点を得た。(1)提案の水車設置により総流下流体エネルギーの20%~30%が発電出力として取り出せる(出力割合は水路傾斜角が小さいほど高い)。(2)水車の落差を適切に評価すれば水路傾斜角に関係なく運転特性が整理できる。(3)垂直形ダリウス水車の高出力化には下流水位に対する没水翼スパン長の最適選定が必要である。(4)傾斜水路での水車設置時には跳水損失を伴うが、落差評価における影響については今後の調査が必要である。
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