研究課題/領域番号 |
16K12673
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
尾方 義人 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (20326416)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | レジリエンス / デザイン / 防災 / 災害・デザイン / 九州 / レジリエンスデザイン / 地区防災計画 / 熊本地震 / 九州北部豪雨 / 避難所 / 行政サービス / デザイン学 |
研究成果の概要 |
復興支援者が外から支援するだけで完結するのではなく、被災地の人々が関わり最終的にはその地域の自立した産業として継続可能な方法を作った。本研究では、実際に関わった複数の復興支援プロジェクトを通し、支援の仕組みを分析し持続的な支援のために必 要な要素を考察した。流木や被災杉等を活用したプロダクトを設計・制作し、災害の記憶の風化防止と杉の印象改善を目的とした展示会を開催した。しかし、このような制作や展示会は継続して行うことが困難であり、持続的な支援のための、お金を生み、循環させる仕組みを設計した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
レジリエンスとは、なんらかの力に曝された人間・システム・コミュニティーが、基本的な機構及び機能を保持・回復することなどを通じて、ハザードからの悪影響に対し、適切なタイミ ング・効果的な方法で抵抗し、それを吸収・受容し、またそこから創造的に復興する概念です。レジリエンスは、社会や人間を考える上での新たなコンセプトとして、心理学・経営学・環境学・デザイン学など様々な分野で活用され始めていて、今後も、災害だけでなく私達の生活のうえで重要な考えとなります。
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