研究課題/領域番号 |
16K12688
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
久保田 章仁 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (40315726)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 予防 / 運動継続 / 医療費 / 生活機能リスク予防プログラム / 健康指標 / 身体機能 / 生活機能リスク予防 / 高齢者 |
研究成果の概要 |
A町での運動の前後で健康指標等のデータを採取し比較した。測定項目の一部は現在も分析中である。65歳以上の方に絞ると、1年目よりスタートした230名中1年の終了時点で継続できた方は200名であった。引き続き2年目に参加した方は126名でそのうち101名が終了時まで継続していた。さらに3年目も参加した方は45名で最後まで継続参加できた方は38名であった。新たに2年目より参加した方は80名で終了時まで参加した方は55名であった。そのうち引き続き3年目に参加した方は24名で、最後まで継続参加できた方は21名であった。3年目より新たに参加した方は65名で、最後まで継続参加できた方は32名であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、C団地在住高齢者の閉じこもりからの脱却を目指して生活機能リスク予防プログラムを開発・実践してきた。参加者の大半が、これまで「きっかけがない」「出なくてもよい」という理由で外出を見送ってきたが、一歩外へ出る鍵は保健師による家庭訪問であった。3か月に1度の申請者による在宅訪問においても、体力や活動量・活動パターンの測定や話の相手となることにより、認知症予防やモチベーションの向上を認めた。しかし、対象の中には突然膀胱がんに罹患し他界した方や、自転車での転倒で活動量が減る方もみられた。今後の後期高齢者の増加を踏まえると、運動による身体活動量の増加にとって代わる施策が必要となる。
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