研究課題/領域番号 |
16K12693
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 神戸松蔭女子学院大学 |
研究代表者 |
清水 理子 (片平理子) 神戸松蔭女子学院大学, 人間科学部, 教授 (70204427)
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研究分担者 |
上村 協子 東京家政学院大学, 現代生活学部, 教授 (00343525)
河村 美穂 埼玉大学, 教育学部, 教授 (00361395)
千歳 万里 神戸松蔭女子学院大学, 人間科学部, 講師 (70573715)
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研究協力者 |
神澤 佳子
清水 きよみ
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 放課後児童クラブ / 消費者教育 / おやつ / プリシード・プロシードモデル / 遊び / 連携 / 食育 / 持続可能性 / ノンフォーマル教育 / 教育効果 / 連携体制 / プレシード・プロシードモデル / どんぐりマーケット / 放課後児童クラブ(学童保育) / 児童期 / 教育システム構築 |
研究成果の概要 |
消費者教育とは、自立した消費者、公正で持続可能な社会の形成に参画する消費者を育成する教育である。 「遊びと生活の場」に位置づけられる放課後児童クラブ(学童保育)を、地域の消費者教育実践の場として生かす可能性を検討した。学童保育という場の特徴と、そこでの教育実践に必要な要件を整理した。 神戸市内の5施設で実施した7つのプログラムの試行・評価より、社会資源(大学関係者)が介入し、施設の教育・環境の特徴を把握した後、各施設に相応しい人的・物的資源を活用して、施設職員との連携体制を築き、児童が”遊び”として魅力を感じるプログラムを作成・実施することで、効果的な教育を行えることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「遊びと生活の場」に位置づけられ、これまで教育の場として注目されてこなかった放課後児童クラブ(学童保育)が、消費者教育実践の場と成り得ることが明らかとなった。フォーマル教育の場とは違い、学童保育では、”遊び”ながら学べるようにする工夫が、効果的な学びにつながることが示された。 子育てや子育て家庭を社会全体で支える仕組みが整備される中、利用の拡大が進む学童保育の「学びの場」としての新たな可能性が示された。
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