研究課題/領域番号 |
16K12695
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 安田女子大学 |
研究代表者 |
楠 幹江 安田女子大学, 家政学部, 教授 (40071609)
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研究分担者 |
山田 俊亮 安田女子大学, 家政学部, 助教 (80580076)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 家政学 / 国際協力 / 被服 / カンボジア / 家庭科 / ICT教材 / 被服製作 / 被服学 / 家庭科教育 / 生活学 / 国際交流 / ジェンダー |
研究成果の概要 |
本研究においては、生活視点を重視する新たな国際協力手法の構築を目指し、中学校・高等学校家庭科の効果的な被服学教育プログラムの構築を、カンボジア・シェムリアップ州を対象に展開するものである。研究調査を進める中で、家庭科の教育プログラムとして、制服の製作が効果的であると考え、それを軸に教育プログラムの作成を進めた。2016-2018年度の調査及び授業プログラムの開発・実証・検証を通じて、グループ学習の導入及びICT教材の導入といった手段を得て、カンボジアの中学家庭科の被服製作の適切な授業プログラムの構築が成されたと考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
家政学は衣・食・住・健康・環境といった領域を広く包括する。そして、家政学は生活する上での技能だけでなく、職に直結するという実用性も多分に有している。カンボジアの子供の教育状況として、地域によっては、多くが小中学生程度までの教育しか受けることができない。こうした状況が、犯罪や貧困といった社会問題に直結する背景がある。であるから、小中学校卒業までに、手に職を付け就労することができるような学習というのは大変意義があることと捉えている。その点において、本研究で展開する中学校・高等学校家庭科における被服実習授業を充実化させることは、家政学の観点からの国際協力としての意義を有する。
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