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繊維の良/貧溶媒混合法による収縮性を応用した立体模様導入技術の確立

研究課題

研究課題/領域番号 16K12703
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 衣・住生活学
研究機関東京家政学院大学

研究代表者

花田 朋美  東京家政学院大学, 現代生活学部, 准教授 (30408299)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワードポリ乳酸繊維 / 生分解性 / 収縮加工 / 混合溶媒法 / 良/貧溶媒混合溶液 / 家庭用生ゴミ処理機 / 分散染料 / 染着量 / ナイロン繊維 / 良/貧溶媒混合法 / 収縮加工布 / ソックスレイ抽出法 / 生分解性繊維 / 合成繊維 / 収縮性 / 染色性
研究成果の概要

ポリ乳酸繊維の良溶媒3種とエタノールを用いた良/貧溶媒混合溶液により収縮加工を施した試料において,収縮により初期生分解性が促進される結果が得られた.更に染色性においては,収縮率の増大に伴い染着量が増大することを定量的に評価することができた.また,ナイロン繊維の良溶媒ギ酸と3種の貧溶媒混合溶液により収縮実験を行った結果,繊度が小さい試料の収縮率が大きくなり,極細繊維への応用が可能であると考えられた.

研究成果の学術的意義や社会的意義

良/貧溶媒混合溶液を用いて繊維を収縮させる『混合溶媒法』は,繊維の高付加価値化に寄与し,特に収縮によるポリ乳酸繊維の初期生分解性の促進や濃色化は,衣料用材料としての展開はもとより,現在社会問題となっているプラスチックの使用や廃棄等環境問題においても代替材料としての可能性を拡大するものであり,社会的意義のある成果である.更に,収縮のメカニズムや物性変化を解明することは,高分子・繊維材料学分野においても学術的意義がある成果であると考えている.

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 学会発表 (6件)

  • [学会発表] ポリ乳酸繊維布の収縮加工による染着量の変化及びテキスタイル制作2019

    • 著者名/発表者名
      花田朋美
    • 学会等名
      日本家政学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 良/貧溶媒混合溶液により収縮加工したポリ乳酸繊維布の染着量の変化2019

    • 著者名/発表者名
      花田朋美
    • 学会等名
      繊維学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] ナイロン糸の収縮加工における繊維径及び貧溶媒種の影響2018

    • 著者名/発表者名
      花田朋美
    • 学会等名
      日本家政学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 良/貧溶媒混合溶液で処理したポリ乳酸繊維布の生分解性に及ぼす良溶媒種の影響2018

    • 著者名/発表者名
      花田朋美
    • 学会等名
      繊維学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 1.2ジクロロエタン/エタノール混合溶媒法による収縮加工を施したポリ乳酸繊維布の生分解性の検討2017

    • 著者名/発表者名
      花田朋美
    • 学会等名
      日本繊維製品消費科学会
    • 発表場所
      京都女子大学
    • 年月日
      2017-06-24
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 混合溶媒法により収縮したポリ乳酸繊維布の染着量の変化~ジクロロメタン/エタノール混合溶媒法~2017

    • 著者名/発表者名
      花田朋美
    • 学会等名
      繊維学会
    • 発表場所
      タワーホール船堀
    • 年月日
      2017-06-07
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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