研究課題/領域番号 |
16K12729
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 山口県立大学 |
研究代表者 |
弘津 公子 山口県立大学, 看護栄養学部, 教授 (90458092)
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研究分担者 |
田中 マキ子 山口県立大学, 看護栄養学部, 教授 (80227173)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 要介護高齢者 / 栄養ケア・マネジメント / 認知症高齢者 / 食事支援 / 24時間シート / 食行動関連障害 / 栄養ケアマネジメント / 栄養ケアプロセス / 新型ユニット / 食事関連BPSD / 介入効果 / 質的評価 / 栄養ケア・プロセス |
研究成果の概要 |
要介護高齢者を対象に、2000年から「栄養ケアマネジメント」は数多く展開されてきた。しかしながら、その質的評価は行われておらず、妥当性も検証されていない。そこで本研究では、「認知症高齢者の食事支援における24時間シートの有効性」について、利用者に提供された個別援助計画、栄養ケア計画、24時間シート、栄養ケアマネジメント関連資料を解析し、支援内容を検討した。認知症高齢者の食事支援には、利用者個々のニーズを詳細に反映した24時間シートを併用することが有効であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知用高齢者に対する栄養ケア・マネジメントを行う中で、介護方法別の24時間シート(利用者個々人の時間帯毎の過ごし方並びに支援項目を可視化し、ケアの統一と標準化を図るツール)と栄養ケア計画を併用することが「食事の自立」に対し有効であった。24時間シートは、ユニット型施設では作成を義務付けられているが、そのことの有効性を明らかにしたものはない。利用者のニーズとケアの標準化を図ることが、栄養ケアマネジメントにおいても重要である。
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