研究課題/領域番号 |
16K12733
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 京都文教短期大学 |
研究代表者 |
望月 美也子 京都文教短期大学, 食物栄養学科, 准教授 (20367858)
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研究分担者 |
長谷川 昇 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (10156317)
吉村 篤司 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70159234)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 男性更年期 / テストステロン / 脂溶性ビタミン / 低強度運動 / 食と栄養 / 男性更年期障害 |
研究成果の概要 |
本研究は、ob/obマウスの精巣を摘出して男性更年期モデルラットを作成し、ビタミンDの充足と低強度運動によるうつ状態の改善効果を検討した。その結果、精巣摘出前後の血清テストステロン濃度を測定すると、有意(P<0.01)に低下が認められた。一方、うつ状態とビタミンD欠乏食の摂取は、体重、摂食量、飲水量に影響を及ぼさなかった。強制水泳試験の結果から、薬物の投与によってうつ状態を惹起しなくても、精巣摘出によってうつ状態が惹起され、軽度の運動により緩和されることが示唆された。さらに、V.D欠乏食の結果から、血清ビタミンDは、運動によるうつ状態の緩和効果を増強することが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
うつ状態などの心の健康問題や男性更年期に伴う記憶力の低下は、客観的な測定・評価法が十分確立しておらず、成因までのプロセスの把握が難しい。また、個人差が大きいため、明らかな病態として進行するまで医学的にも社会的にもケアが行われていない。さらに、うつや記憶力の低下は、誤解や偏見もあり、本邦には解決すべき問題が多数存在している。 本研究は、男性自らが心身の健康について十分理解し、加齢に応じた過食や肥満の予防、あるいは食生活の改善や運動という「ライフステージに応じたセルフケア法の提案」として社会的意義を有する。
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