研究課題/領域番号 |
16K12762
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学教育
|
研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
立川 明 高知大学, 教育研究部総合科学系地域協働教育学部門, 准教授 (10227100)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | アクティブラーニング / 基礎力 / コンピテンシー / リテラシー / アクティブ・ラーニング / サービス・ラーニング / 学外者 / 議論の質 / PBL / TBL / サービスラーニング / 基礎力レポート / PROGテスト / 同時学修 / 科学教育 / 能動学習 / 課題探求型学習 / チーム基板型学習 / 能力変化 / 議論の明確化 / 高等教育 |
研究成果の概要 |
授業期間中基礎力テストを2回行い,その結果を比較した。調査は自然科学系共通教育「環境を考える」(アクティブ・ラーニングで実施)で行い,比較のため,共通教育キャリア支援科目「チームワークを考える」(サービスラーニングで実施)でも行った。 基礎力テストは,リテラシー(学力に比例)とコンピテンシー(様々な能力)を測定するもので,1学期間の短い期間に,どちらも伸びが観測された。「環境を考える」では,わずかではあったがコンピテンシーの伸びが観測された。「チームワークを考える」では,コンピテンシーが大きく伸びた。 この結果から,グループワークの質が能力開発に重要であることがわかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
基礎力のうち,コンピテンシー(諸能力)は,講義型授業では身につけることが難しいとされてきた。また,学力などと関連性がないため,測定も難しかったが,河合塾とリアセックが開発したPROGテストを用いれば,コンピテンシーの測定が可能になった。そこで,自然分野科目で,課題探求型授業を開講し,コンピテンシーを高めることができれば,その手法を広めることができ,これまで少なかった理系科目での課題探求型学習を広めることができると考えた。
|