研究課題/領域番号 |
16K12768
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
清水 洋一 琉球大学, 教育学部, 教授 (80226258)
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研究分担者 |
濱田 栄作 琉球大学, 教育学部, 准教授 (20413718)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | エネルギー教育 / STEM / 科学教育 / 教育工学 |
研究成果の概要 |
島のエネルギーを理解し,未来のエネルギーのあり方を主体的に考える学習プログラムを開発し,実践した。開発にあたっては,エネルギーに対する意識調査を行い,生徒の実態に即した教材作りに取組んだ。エネルギーを実感できる教材として,自作の風車で発電した電気を蓄電し,走行するコンデンサーカーを安価な材料で製作した。さらに,島の需要電力量とそれに見合った再生可能エネルギーを視覚的に捉えるために,島の航空写真上に同じ縮尺で図形化した太陽光発電及び風力発電施設を配置し,地形などを考慮しながら,電源構成を数値的に考える教材を開発した。これらの教材を活用した授業を実践し,プログラムの有効性について確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本は世界有数のエネルギー消費国でありながら,そのエネルギー自給率は10%に満たない。今後,エネルギーに対する適切な判断と行動をするためには,エネルギーに内在するリスクやベネフィットを正しく理解し,地球規模的な視野を持った市民の育成が重要となる。そのためにも,次代を担う子どもたちには,系統的でかつ実感をともなう地域に根ざしたエネルギー教育プログラムが必要であり,本研究は学術的意義のみではなく,社会的意義も大きい。
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