研究課題/領域番号 |
16K12770
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
山田 礼子 同志社大学, 社会学部, 教授 (90288986)
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研究協力者 |
木村 拓也
佐藤 翔
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 研究IR / 評価指標 / URA / 学術文献データベース / ビブリオメトリクス / オルトメトリクス / ソシオメトリクス / オルトメトリックス / ソシオメトリックス |
研究成果の概要 |
研究IRが着目されるようになっている。そこで、研究IRにかかわる大学のURAとURAを管轄する部署の責任者への質問紙調査を通じて、研究IRが日本でどのように位置づけられているかの分析を行うことを企図した。3回の研究会と大学URAおよび研究担当副学長等への質問紙調査を実施した2017年から2018年2月にかけて実施した。大規模大学だけでなく、研究IRは1件あたりの科研採択金額の小さい大学に改善効果を与えたことが知見として、得られた。研究IRが、主に大規模研究大学のものとしてのみ発展してきているわけではなく、1件あたりの科研採択金額の小さい大学ほど改善効果があるという特徴がみられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、グローバル大学を多くの大学が目指し、ランキングを上昇させる必要性という外的な要因からIRが関与するかもしれない新たな領域として「研究IR」が浮上しつつある。本研究では、日本における研究IRを本研究では「掲載ジャーナルの質(質的指標)、論文数や被引用数(量的指標)の測定等を行い,機関としての研究力向上に資する活動」と定義した上で、研究IRに携わっているURAを対象にしたウェブ調査を通じて、研究IRによる研究成果の可視化が大学のどの層の大学に影響を与えているのかを検証した。日本の研究IRの実態、そして研究IRを通じて、大学の研究力向上の度合いとの関連性を把握したことは社会的意義がある。
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