研究課題/領域番号 |
16K12771
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 秋田工業高等専門学校 |
研究代表者 |
佐藤 尊文 秋田工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (40321385)
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研究分担者 |
森本 真理 秋田工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (60369923)
伊藤 桂一 秋田工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (20290702)
野々村 和晃 鶴岡工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (00413732)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 3次元グラフ / AR(拡張現実感)技術 / 主体的な学び / 高専教育 / 工学教育 / 空間図形認識力 / AR / 高専数学 |
研究成果の概要 |
カメラで数式を読み取り3次元グラフを表示するソフトを開発した。AR(拡張現実感)技術によって特定マーカ上に表示し、タップやドラッグの操作で大きさや視点を変えてグラフを観察できる。学生の様々な端末に対応する為、Windows版とAndroid版を開発した。カメラで読み取れない場合は、手書き入力によって数式を取り込むことができる。空間図形認識能力を評価する指標の構築を行い、それに基づくCBT(Computer-Based Testing)を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発した3次元グラフ表示ソフトは、AR(拡張現実感)技術により、大きさや視点を変えてグラフを観察でき、グラフに対する学生の苦手意識軽減が期待できる。カメラで読み取るだけであり、グラフを表す式の複雑な入力方法を覚える必要がない。多くの学生が持つスマホやタブレットで動作する。以上のことから、能動的学修の推進につながる。全国算数・数学教育研究大会や高専シンポジウムにおいて、本ソフトのデモを行い、実際に使ってもらって好評を得ている。
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