研究課題/領域番号 |
16K12786
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
出口 大輔 名古屋大学, 情報連携統括本部, 准教授 (20437081)
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研究分担者 |
近藤 一晃 京都大学, 学術情報メディアセンター, 講師 (30467609)
島田 敬士 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (80452811)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | グループ学習 / 形成的評価 / 活動量計測 / グループ学習計測 / 教育工学 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、参加者に装着した主観視点映像(参加者装着カメラ)とウェアラブルセンサを用いることにより、(i)場の状況把握度の分析、(ii)場の注目度の分析、(iii)場の活動量の分析、の3つの観点での分析に関する技術課題を解決し、実世界グループ学習における発話中人物への注目度、活動の同期度という2つの非言語活動の計測を通してグループ学習を形成的な観点で評価するための指標を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
共通の課題に対して複数人で取り組むグループ学習は、考え方や能力の異なる他者と協力して問題に取り組む力を育むことから、数多くの教育機関で実践されている。しかし、現在のグループ学習においては、コストや人員数の問題から全てのグループ学習の全参加者をつぶさに見守ることは難しい。本研究課題の成果は、このような実世界グループ学習の過程を自動的に可視化するとともに、参加者の形成的評価を行うための指標を与える点がこれまでに無い大きな成果である。
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