研究課題/領域番号 |
16K12794
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 福井県立大学 |
研究代表者 |
山川 修 福井県立大学, 学術教養センター, 教授 (90230325)
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研究分担者 |
黒田 祐二 福井県立大学, 学術教養センター, 教授 (10375454)
伊藤 雅之 愛知学院大学, 文学部, 教授 (60340139)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 自律的学習者 / 情動知能 / マインドフルネス / 問い / 関係性 / 安心 / SOC(首尾一貫感覚) / ポジティブ感情 / ネガティブ感情 / 感情の認識 / 感情の制御 |
研究成果の概要 |
自律的学習者を育成するために情動知能に焦点をあてた教育プログラムを複数開発した.1つ目は,マインドフルネスの実習を主としたプログラムで,研究代表者が所属する大学でだけでなく,近くの高校にもそのプログラムの短縮版を提供している. 2つ目は,地域の課題解決のために複数の大学の学生がチームを組んで取り組むプログラム.これは,問いをたてる,ことと,信頼の関係性を創る,ことに焦点をあてて開発されている. 3つ目は,ライフデザイン・ポートフォリオ講座.これは,人生の核心を参加者がペアで対話しながら探求していくプログラムで,どのプログラムも,情動知能や内発的動機づけの向上の効果が確認されている.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自律的学習者の育成に多くの大学や教育機関では,認知的スキル向上のためのプログラムの提供を行っているが,本研究ではまったく新しい観点から,非認知的スキル向上のプログラムを開発した.最近欧米ではSEL(社会性と情動の学習)という範疇で非認知的スキル向上のプログラムが提供されつつあるが,本研究で開発したプログラムは,SELのプログラムとして提供でき,自律的学習者育成のプログラムとしてまったく新しいアプローチとなる.
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