研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,マングローブ生態系に特徴的な資源としてツキガイ類をとりあげ,その生態と採集技術との関係を明らかにすることを目的とした.フィリピン・パナイ島沿岸を対象として現地調査をおこなった結果,つぎのことが明らかになった.1)ショウゴインツキガイとシワツキガイは泥~砂質堆積物中に同所的に産出するが,硫化物が多い軟泥では前者が多く産出する. 2)採集者は両種を雌雄として認識し,漁場はマングローブ前縁部に形成される.干出時に生息孔をみて採集する方法と,冠水時に腰まで浸かって採集する方法があり,それぞれ採集集団のジェンダー・組織が異なることなど,文化生態学的枠組みが有効であることが示された.
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