研究課題/領域番号 |
16K12827
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
水山 元 青山学院大学, 理工学部, 教授 (40252473)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ヒューマンコンピュテーション / クラウドソーシング / 予測市場 / 集合知メカニズム / マーケティング / 感性情報学 / 人工知能 / 市場調査 / 商品企画 |
研究成果の概要 |
本研究では,消費者の潜在ニーズや選好をゲームを通じて収集し,商品のコンセプト開発につなげるための,ヒューマンコンピュテーションの仕組みを応用したシステムを新たに提案し,その評価を行った.提案したシステムは,(a)新商品に付与できる魅力的な属性を収集するゲーム,(b)指定した属性の組合せ(コンセプト)に対する選好を収集するゲーム,(c)コンセプトを具現化した新商品の需要を予測するゲーム,の3つから構成される.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって,従来法とは一線を画した,新たな市場調査のアプローチの端緒が開かれたと考える.これは,特に,直接問いかけるだけでは把握することが難しい,成熟市場における潜在ニーズの把握に有用であると期待される.また,ヒューマンコンピュテーション技術を現実社会で,特に企業活動の中で,幅広く有効に応用していくために検討すべき技術課題とそれらを解決するためのアプローチを整理していくための第一歩にもなったと言える.
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