研究課題/領域番号 |
16K12842
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 鈴鹿工業高等専門学校 |
研究代表者 |
田添 丈博 鈴鹿工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (70259886)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 安否確認 / 不特定多数 / すれ違い通信 / Bluetooth Low Energy / iOSアプリケーション / Raspberry Pi / 防災 |
研究成果の概要 |
本研究は,地震,噴火等の災害時における,公共の場等での不特定多数に対する安否確認の手法を,ICTを利用して確立することを目的とする.各人が何らかのICT端末を所持していることを前提に,平常時に誰と誰がすれ違ったかを各端末に蓄えておき,災害時にそれらを基に誰がいたのかのリストを作成するアイディアを起点とする. ログを蓄積する役割を建物に備え付けられた端末(親機)が果たし,各人の持つ端末(子機)を親機が常に探し続けるモデルを考案した.ログを確認したところ,親機とすれ違った時間帯とその場所の近くにいた時間帯が,特に問題なく一致した.今後は親機の高度化を検討していく.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
災害時に避難所等に集まった人々から「誰が安全であるか」は把握できるが,「そもそも誰が災害直前にそこにいたのか」を正確に把握することは困難である.安否確認を分数に例えるなら,分子はわかるが分母がわからない状態といえる.その誰がいたのか(分母)を明らかにすることを本研究では目指す. 実証実験を行うために,すれ違い通信による情報交換・ログ蓄積のアプリケーションを開発した.すれ違い通信のモデルを,建物に配置する親機と各人が持つ子機の通信としている.複数の親機をきめ細かく配置し,ログはクラウドに蓄積・統合し,その情報を管理側へリアルタイムに伝えておく流れを考えている.
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